検診のご案内
新宿ブレストセンターの検診
休日でも気になった日に、そのまま受診
- カードによるお支払いが可能です。持ち合わせがなくても大丈夫です。
- 平日もお仕事の時間帯を避けて、また、土・日曜にも検診が可能です。
結果は1時間後に
- 男性医師の触診に嫌悪感を持つ方が多いので、当院では希望者のみに行っています。資格を有する超音波の女性技師がしっかり検査しますので、触診は行わなくて大丈夫です。
- 乳腺疾患専門の施設ですので、院長以外のスタッフはすべて女性です。明るい雰囲気の中でリラックスしながら、あまりお待たせせずに検診が受けられます。
- 検査結果はその日のうちにお伝えします。専門医から直接、結果報告書とともに状態の説明を受けられます。
乳癌検診の料金について
当院は検診施設ではありませんので、たとえば前の患者さんに癌の疑いがある場合などは時間がかかり、予約時間どおりにできないことがありますのでご承諾ください。
【料金】
MMGのみ | 5,000円 |
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超音波のみ | 5,000円 |
MMG+超音波 | 1,0000円 |
なお、しこりがある、分泌物がある、痛みがひどい・・・・など症状がある場合には保険診療となり、3割負担となります。
この場合はMMG+超音波で3,410円となります。
若年期(20~30代)の方への超音波の乳癌健診キャンペーン実施中
若年期(20~30代)の方への超音波の乳癌健診キャンペーン実施中です
マンモグラフィーは乳癌診断にとって重要な検査です。これは、間違いのない事実です。たとえば、しこりのある患者さんに対して癌かどうかを判定するためにはとても重要な検査です。しかし、健診においてはどうでしょうか?健康診断とは何も症状のない方が、何もないことの確認のために受けられるものです。したがって、無害であることがきわめて重要なのです。
乳癌発症の原因をさぐるPikeモデルという解析によると若年の乳腺ほど発がん物質への感受性が高いことが示されています。これは第二次世界大戦時に、原爆で放射線にて被爆した若年者の日本人女性で、その後の乳癌リスクが最も高まったというエビデンス(証明)からも支持されている事実です。乳癌健診の普及はよいことなのですが、このような若い方までもが、いかに被爆が少ないとはいえ、すぐにマンモグラフィーをというのは、少し過剰な反応という気がします。事実、海外ではこのような若年者にマンモグラフィーは勧められておりません(若くても40歳からというのが現状です)。超音波による健診は、習熟と検査時間を要するため、あまり、健診機関では歓迎されません。 当院では、このような観点から、若年者の方の健診では、まず超音波をお勧めしております。もちろん、マンモグラフィーも希望される方には実施いたしておりますし、精密検査になった場合には、その場でお撮りいたします。
また、豊胸術後の方はマンモグラフィーでの破損の可能性・診断が難しくなるため、健診を拒絶される場合があります。この場合にも、当院では対応でき、すでに2例の患者さんが早期のうちに発見され、シリコンバックを残したまま、以前の形との変化なく治療を済まされております。痛くない・安全な超音波健診を是非、ご利用いただきたいと思います。ただし、乳房の大きい方など超音波健診が困難な場合にマンモグラフィをお勧めする場合もあることもご承諾ください。
乳がん検診の流れ
予約
あらかじめ時間の予約をお願い致します。インターネット・電話にて受け付けができます。インターネットでは、当ホームページ【予約】に、電話03-5925-3855にご連絡ください。 当院は、完全予約制になっておりますのでご予約をお願いします。
来院→受付
通常の検診の場合には、原則的に保険証は必要ございません。ただし、精密検査が必要になる場合には、必要になることがありますので念のためお持ちください。なお、会計はカード(VISA,マスターカード)でもお支払いいただけます。
聴診
今までの検診の有無と状況・乳房に症状があるか・家族の方に乳がんの患者さんがいるか等を伺います。
所要時間:5分
マンモグラフィ
胸を挟んでレントゲンを撮ります。しこりを触れない乳がんの発見に必要なため原則的に、30才以上の方にお勧めいたします。
希望されない方、20代の方でも希望の場合には、お知らせください。
所要時間:10分
超音波
空気が入らないようにゼリーを塗って行います。音波を使うため痛みはまったくなく、放射線のような被曝の副作用もありません。最新鋭の機械を用いているため、触診ではわからないしこりを見つけることができます。
原則的に、全ての方にお勧めいたします。
希望されない方は、お知らせください。
所要時間:10分
結果説明
検査結果をすぐにご説明いたします。
当院では、『良性です・・・』、『大丈夫です・・・』などの抽象的な説明はしません。
今後の対処法を提示致します。
所要時間:10分
乳がん検診は、まず、マンモグラフィー・・・そう思っておられませんか?
20-30代の方の検診は、超音波検診を優先に・・・。
マンモグラフィーは乳癌検診で大事な検査ですが、有効性が確認されているのは、40歳以上・・ということをご存知ですか? それも、触診と併用した場合に・・という条件付なのです。なぜかというと、マンモグラフィーでは写らない癌が2-3割あるといわれ、それらを見逃してしまう可能性があるからです。また、胸を挟むわけですから、それなりに痛みがありますし、弱いながら放射線の被爆も考慮に入れねばなりません。もちろん。しこりのある方や症状のある方は乳がんの発見・鑑別のために行うべき検査ですが、乳房のあまり大きくない日本人の場合の検診では、超音波で十分なことが多いのです。また、超音波機器の進歩は石灰化や微細な変化を捉えることができるようになり(既報)、マンモグラフィーの利点をほとんどカバーできるようになっています。このことから、ピンクリボン運動の乳房健康研究会の小冊子にも、20-30代の方のお勧めは自己触診の次に超音波がきて、マンモグラフィは・・ベースラインマンモグラフィ(30代のうちに)との記載になっています。
このことより、当院では若年者検診では痛みなし、被爆なし、触診なしの超音波検診を中心に行っています。しかし、超音波検診は時間がかかるので、お待ちいただく時間がかかります。そこで、当院では3台目の最新鋭に超音波機器を購入いたしました。従来の機器は心臓・腹部用として利用しております。とくに女性技師指定でない場合、お急ぎで早く結果が知りたい場合には、院長が自ら行いますのでご利用ください。